「心の言葉」
そよ風のふく森の中、俺は一人マサラタウンを目指して歩いていた
今日は俺が旅に出て一ヶ月の日
しばらくグリーンとは会っていなかったけど、元気にしてるかな?
「あのグリーンのことだ、きっとポケモンを強くしながら、毎日をのんびりすごしてるんだろうな〜」
俺はなんとなくそう思った
だけど絶対そうだと思う
確信なんてないけど、俺たちがそれほどお互いのことを良く知っている証拠
なんだかうれしくなってくるな!
「俺グリーンにあって話したいことがいっぱいあるんだ!急ごう!」
俺はそういうと森の中を走っていく
途中大きな大木があったり、ポケモンとぶつかりそうになったりしたけれど、なんとかマサラタウンまで着いた
コンコン!
俺はマサラタウンまで来ると、さっそくグリーンの家のドアをたたいた
えっ?いまどきノックなんて古いんじゃないかって?
まあいいのいいの!気にしない気にしない
「グリーン!居るか〜?」
がちゃ
「お前はインターホンも知らないのか・・」
俺が外から声をかけると、グリーンがあきれたように家の中から出てきた
こういうところぜんぜん変わってない、なんか嬉しいな
「いいじゃん別に!それにグリーンなら気づくと思ったしさ」
「お前は・・・、まあいい、旅から帰ってきたんだろう?入れよ」
俺がのんきにははっと笑うと、グリーンはため息をつきながらも家の中に入れてくれる
本当に変わってない
やっぱりグリーンはグリーンなんだ!
「ほら、飲めよ」
「ありがとう」
グリーンは机の上にコップを置くと、俺の向かいに座った
その時ふわっと香ってきたグリーンの香りが、とても懐かしいと思ったのはなぜなんだろう・・
「で、今回はどこに行ってきたんだ?」
グリーンはコップの中に入ったコーヒーを一口飲むと、俺を見て言った
本当にグリーンは俺のことなら何でもお見通しなんだな
俺今回の旅でグリーンに伝えたいことがいっぱい出来たんだ
でも・・・
「俺な、グリーンに伝えたいこといっぱいあったのに、グリーンの顔見たら何を言ったらいいかわかんなくなちゃったや!」
「・・・そうか」
俺が笑いながらそういうと、グリーンは納得したように笑い
「言葉がなくても伝わることはあるもんな」
といった
俺はそれに素直にうなずいた
END