「えー、それって照れてるだけだと思うけど・・・・・」

「そっ、そうかな・・・・・・」

「俺もそう思うぜ。あいつってなんかヘタレそうだもんな」


『恋模様』


雲ひとつの無い日曜日。
青空の下で歌いましょ♪
・・・・・・ハイ、毎度どうも。
司会進行役ハートです!
えー、今回はですね、恋模様との事でして、この会場にゲストをお招きして存分に恋を語ってもらおう!という企画です。
まあようするに、俺が一人でお茶飲んでいたところに、これまたどういう偶然かヒビキ君とゴールド先輩がやってきて、
話しはじめちゃったって事ですね。
いつの間にか話は恋愛の方へ進んでるし、いい加減黙ってるのも飽きてきたところなので、皆様に実況して伝えちゃおう、
と企てたわけです。
あ、どうも!暖かい声援ありがとうございます!頑張ります!
え〜、ではでは、『ドキッ!春は出会いと恋の季節!』始まり始まり〜。


「だからよー、照れてるだけだって!」

「そうかなー・・・・・・・、でも・・・・・・・・」

「いわゆるツンデレってやつだよ、気にすることねぇって!」


はい、ここでいったんストップ。
一体この二人は何を話しているかといいますと、ヒビキ君の彼氏Kさんが、最近冷たいとの事で。
二人っきりになると目を合わせてくれなかったり、お前なんか別に好きでも何でもないんだからな!
と言われたりするようです。
それに対してゴールド氏は、照れてるだけ、いわゆるツンデレだと答えを出しまして、ヒビキ君に意見したというわけです。
さすが本家ツンデレ。
言うことが違いますね。
しかも妙に説得力があります。
まあ実際は、違うんでしょうけどね。
・・・・・え?じゃあなんなんだって?
別に俺の考えを説明してもいいですけど、ここから先は有料ですよ?
俺はあくまで司会者なんで。


「・・・・・・そう、かな」

「そうだって!本当に仲が悪いっていうのは、俺とシルバーのことを言うんだぜ!」

「それは違うと思う」

「あ?なんか言ったか?ハート」

「いえ別に」


つい口を挟んでしまいました。
ゴールド氏の彼氏Sさん(もう若干伏字意味無いけど。上の台詞のせいで)とゴールド氏が仲が悪いというのは違いますよね。
もしろお互い深く愛し合っているはず。
意地ってもんを捨てればあの二人はかなりラブラブになると思うけどなー。
っと、いけね。
つい自分の意見いれちゃった。
いつの間にか話も進んでるし。
はい、司会に戻らせていただきまーす。


「ねぇ、ゴールド君」

「ん?」

「キスって、したことある?」

「・・・・っー!?」


おーと!いきなりきわどい質問きたー!
可愛い顔して恐ろしいです!ヒビキ君!
それに対してゴールド氏は飲んでいたジュースを吐き出しそうになるという期待を裏切らない反応!
さすがです。
この調子で答えのほうも期待を裏切らないでくれればありがたいのですが!
一体どうなるんでしょうか!?


「キッ、キスって、だっ、誰とだよ・・・・・・・・」

「えーと、シルバー君?」

「ー!?ゴホッ、ゴホッ、シっ、シっ、なっ、なっ、・・・・・」


言葉になっていませんよ!ゴールド氏!
それに対してヒビキ君は余裕の笑顔!
そんなに面白かったのでしょうか。
ジュース噴出したの。
ほんと期待を裏切らない人ですねー。
二回目は噴出すっていう。


「僕はね、したことあるよ。カナデと」


おぉー!!
大胆な発言!
気絶する女子続出だぁー!
それにしても美味しいネタですね。
ほんと春はいい季節だ!
勝手にベラベラしゃべってくれて、楽々。
せて、ここでキスの話題が出たところで、聞きたいことってありますよね?
そうズバリ!


「ファーストキスは?」

「なっ!?」

「僕はカナデだよ」


おー!
さすがヒビキ君!
分かってますねー!
やっぱり最初は一番好きな人と。
理想的ですよねー。
それに比べてもう一人のほうは、すっかり石になっちゃって。
何か嫌な思い出でもあるんでしょうかね?


「ゴールド先輩はどうなんですか〜?」

「・・・・・えっ、いや、その・・・・・・・・・・・」

「あっ、分かった!シルバー君だね!」


ヒビキ君がそういったとたんずっこけるゴールド先輩。
どうやら図星らしい。
しばらくして顔を真っ赤にさせながら頷くし、ひょっとして深いほう?
ヒビキ君はフレンチだったんだろうなー。
あの彼氏ヘタレだし。
軽いのが限界だろう。
いや〜、おいしいね〜。
全国の腐女子さんにお届けしたいくらい!
さてさて今回はそろそろ飽きてきたのでこの辺で・・・・・。


「ハートはどうなんだよ!!」

「え?」

「そうだね!ハート君は?やっぱりソウル君?」

「俺?」


何この状況。
言わなきゃ駄目なのか?
・・・・う〜ん、言ってもいいけどその代わり、


「命は無いと思えよ?」

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」


ははっ、黙った黙った。
さーて、では今度こそこの辺で・・・・・・。
・・・ん?結局真相はどうなんだって?
そうだなー、教えてやってもいいけど、
命がけで来いよ?
それではまた来週、この時間に会いましょー。
さようならー。




END





後書き
書いてて恥ずかしかった作品です。
ちょっと怪しげな発言もありますが、多めに見てください・・・・・。
あっと、そうそう、ライコウ伝説のケンタ君達の件ですが、なんとか書いてみます。
しかしキャラ崩壊前提。
もうめちゃくちゃキャラ壊れると思います。
せっかくだからハート君たちと絡ませます。
最凶な結果になる事を期待しています!
では、この辺で・・・・・・・。
ありがとうございました!