『学園LOVEストーリー』
      〜一つの缶ジュース〜



「あっつい!!」


ジリジリと照りつける太陽の下、何故か俺達はマラソンをしていた。
早いものでもう六月。
雨が降っているときは蒸し暑く、降ってないときは降ってないで暑い!
なのになんでマラソンなんかしているかというと、それもこれも全て隣を走るこの男、シルバーの所為だ。
え?何があったんだって?
いや、話せば長くなるんだよ。
そう、これは昨日の夜のこと・・・・・、


『ちょっと今から母さん旅行に行ってくるから。明日の夜には帰るわね。今日はシルバー君の所でお世話になってね。それじゃ』

『・・・・・・は?え、ちょっ、まっ・・!』


母さんはいきなりそういうと、俺に反論する間も与えず外に出て行った。
えーと、つまりこういうことですか?
母さんはなぜだか知らないけど急に旅行に行きたくなって、明日学校のある俺は連れて行けないと・・・・・・。
でも一人じゃ困るからシルバーのところに行けと。
なるほど納得・・・・・、できるわけねーだろ!!


『そうか、それは大変だな』

『分かってる。分かってんだぜ?俺だってこんな唐突な事受け入れられるはずがねーって・・・・』


納得・・・・、は出来なかったが、親が居なくて困るのも事実。
だから結局はシルバーのところに来ている俺。
でも連絡もなく唐突だから、やっぱだめっぽい。
そうだよな、普通は駄目だよな。
仕方がねぇ、今日は家で寝て空腹を紛わすとしよう。
まぁ・・・、なんとかなんだろ。


『わり、やっぱいいや。今日は家に帰っておとなしくしてるぜ』

『別に駄目とは言ってないが?それに、俺の意思とは別に姉さんが既に乗り気だ』


そう言って後ろを指すシルバー。
するとそこにはにっこりと笑ったブルーさんが。
こちらに向かって手を振ってきたので振り返す。
その後すぐに俺に近づいてきて、入りなさいととてもいい笑顔で言った。
・・・・・・はい、了解デス。


『この間シルバーがお世話になったからね。気にしなくてもいいわよ』


そうッスか。
それはどうもありがとうございマス。
さっさとリビングに戻ってしまうブルーさんに心の中でお礼を言い、しばらくその場に呆然と立ち尽くした。
入れよとシルバーに言われたので、大人しく後ろをついていく事にする。
もう何度通ったか分からない廊下を通り、同じく何度入ったか分からないシルバーの部屋に入る。
ベッドに座るように言われて、ぼすっと腰掛けた。
その間シルバーは何やら自分の机から何かを探していて、つまらなさにぶらぶらと足を揺らしてみたり。
暇だなーと考えていたら、いきなり声をかけられる。
思わず変な返事になってしまい、なかなか恥ずかしかった。
でもあいつは大して気にしてなかったみたいで、そのまま話を続けた。


『ゴールド、明日はおばさん居るのか?』

『あー、明日の夜には帰ってくるって言ってた』


そうか。
それだけを言いまた無言の状態に戻る。
・・・・・・えっと、なんか気まずいんですけど。
なに?どうしてこんなに気まずくなってんだ?
もしかして俺がいきなりおしかけたからか?そうなのか?
え、これって俺がなんとかしなくちゃ駄目なのか?


『えっと、わ、わりぃな、いきなりおしかけちまって・・・・・・』

『いや、別にいい』


会話終了。
おいおいマジかよ。
そんなに怒ってんの?
いくら俺でも傷つくんですけど。
さすがにちょっと頭にきて、むすっと不機嫌そうにしてみるが案の定ヤツは気づかない。
やっと目的の物が見つかったのか、こちらに歩いてくると、俺の隣に腰掛けた。


『・・・・・どうした?』

『別に〜、なんでもねぇーよ』


視線を合わさずにそういえば、やっぱり機嫌が悪いように見えたのだろうか。
ため息をつき軽く俺の頭を叩く。
ぽんぽんって二回。
子供じゃねぇっ!!って怒鳴ろうかと思ったが、やめた。
だって思いのほかシルバーが優しい顔をしていたから。
むすっとしながら下を向けば、やっぱりテストかと訳の分からない事を言っている。
はぁ?テスト?


『英語のテストが赤点だったから機嫌悪いんじゃないのか?』

『なんでだよっ!!』

『違うのか?』

『ちげぇーよ!!俺はお前が怒ってるから・・・・・』


だんだんと声を小さくしてそう伝えれば、きょとんとした顔になった。
おいなんだよその表情!
こっちは真剣なんだぜ!?
なのにてめぇーは・・・・・!・・・・・っ、もういいっつの!


『てめぇーなんか死んじまえ!』

『ちょっと待てゴールド。別に俺は怒ってないぞ?』

『だって俺がおしかけたから・・・・・!』

『まさか、そんな事地球が滅びてもありえない。もしろ、嬉しいぐらいだ』


お前と居る時間が増えてな。
そう付け足されれば、嫌でも顔が熱くなる。
うるせぇとまた悪態ついて、なんでテストの事を知っているのかと聞いてみた。
すると当たり前のように、『何年幼なじみやっていると思っているんだ』と言われてしまい、確かにと納得した。


『だから、これを探していたんだ』


はいっと手に持っていた紙を渡され、さっき探していたのはこれだったのかと思う。
渡された紙を開けば、そこにはびっしり英文が書かれていて、何の嫌がらせだこの野郎と思わず叫びそうになった。
しかし俺は大人なため、落ち着いてゆっくり紙を閉じ、大人な対応をとるべくにっこりと微笑んだ。
そしてそのままポケットからライターを出し、火をつけて紙を・・・・・。


『わぁぁぁぁ――!!!!何しているんだ!』


ばっと紙を奪われ、ライターの火を紙に点けることはかなわない。
ちっ、燃やそうと思ったのによ。
んな英語ばっか書かれた紙なんて燃えちまえばいいんだ。
なぁ、そう思わねぇ?
・・・・・・・燃やすの何処が大人な対応だって?
知るかよ。
第一大人な対応なんざ、最初っからする気ねーんだよ!!


『英語なんて消えちまえばいいんだ!!』

『落ち着けって!どちらにしろ再テスト、受けなくてはならないんだろ?』

『・・・・・・そーだけどよ』


シルバーの言うとおり、俺は明日再テストを受けなくてはならない。
放課後は嫌だといえば、じゃあ朝ねとマツバ先生は俺ににっこり微笑んだ。
だから明日は早起きしなくてはならないんだけど、英語なんて正直やってられっか!
でも行かないと恐ろしい罰ゲームが待っているので、行こうとは思っている。
しかし勉強なんてやってられない。
こうなりゃもう何回も受ける覚悟でいくしかねぇ!
そうすりゃいつかは受かるだろ!


『いーんだよ、何回も受けるから』

『駄目だろそれじゃ。俺が分かりやすいように要点をまとめておいてやったから、ちゃんと勉強しろ』


もう一度紙を渡される。
そうかよ、これは要点をまとめておいてくれたものだったのか。
余計なお世話だと思いつつも、素直に嬉しいと思っている俺が居る。
仕方ねぇ、ちょっとは頑張ってやるか。


『・・・・・・分かったつーの。そのかわり、シルバーも付き合えよな!』

『ああ』


部屋のまんなかに机をだして、ご飯が出来るまで英語の勉強。
途中何度か投げ出しそうになったけど、その度にシルバーに止められて、ついには後一ページのところまで。
ここまで詰め込んだ知識を応用して、サラサラっと答えを書いていく。
最後の単語を書いてピリオドをつければ・・・・・、よし、終わった!


『できたーー!!やれば出来るじゃねぇか俺!シルバーより頭の出来いんじゃねぇ?』


ふふんと自慢げにシルバーを見れば、そうだなと笑い掛けられる。
少し嫌味を込めたつもりだったけど、まともにかえされてしまえばそれまで。
嫌味の一つも通用しやしねぇと舌打ちをした。
つまんねーの!


『シルバー!ゴールド!ご飯の用意できたから下に来なさーい!』

『『はーい』』


丁度いいタイミングでブルーさんからご飯の呼び出しがかかり、うきうき気分で部屋を出る。
母さんの料理が一番だけど、ブルーさんの料理もおいしい。
今度秘訣を教えてもらおうか。
それでたまには母さんの代わりに作ったりなんかして、驚かしてやろうか。
・・・・・あ?出来るのかって?
あったりまえだろ!
料理は得意分野だぜ!


『いただきまーす』


手を合わせて料理を口に運ぶ。
う〜ん!このからあげ最高だぜ!
いい揚がり具合だし、塩加減も絶妙!
シルバーはこんな姉もって幸せだなー。
あー、俺もグラマーな姉ちゃんが欲しー。
・・・・あ、グラマーってとこポイントだからな!
グラマーってとこ!


『そういえば、ゴールドは今日泊まっていくの?』


ふとブルーさんにそう聞かれ、どうしようかと考えた。
だって俺あまりにも想定外な事だったから、着替えとか持ってきてないし。
ぶっちゃけご飯さえなんとかすれば、後は一人でも平気。
つかなんで俺自分の所で飯作らなかったんだ?
・・・・・・ああ、一人の時は火をつけちゃ駄目と念をおされていたからだ。(母さんに)
じゃあもう用はないし帰っても・・・・・。
あんまり迷惑かけたくねーしな。


『そうッスね。着替えとか持ってくんの忘れたんでもう帰り・・・・『ごっ、ゴールド!!』


いきなりシルバーに言葉を遮られる。
なんだよと睨み付ければ、どこか落ち着きのないシルバーが目に入って、思わず何も言えなくなってしまった。
珍しいじゃねーか。こいつが落ち着きないなんて。


『あっ、明日はテストなんだろ?早く寝たほうがいい。行くぞ』

『えっ、俺まだ食べてな・・・っ!?』


無理やり腕を引かれ立たされる。
文句を言おうと口を開けば、やっぱりどこか落ち着きがなくって。
何故だか俺にはその後姿が妙に必死に見えて。
強く言うはずが自然とお願い程度の声になる。
後ろではくすっとブルーさんが笑った気がした。


『・・・・・・・・・・・・・・・』


あーあ!とことん甘いね俺も!














『・・・・・・・で、なんだったんだよさっきの』

『やっぱり少し大きいか・・・・・・・』

『無視すんなよ!つーかさりげなく身長を自慢すんな!』


シルバーの部屋に戻った俺達は、明日も早いという事でさっさと寝る準備をする事にした。
パジャマとかを持ってきていない俺は、必然的にシルバーのを貸してもらう事になる訳で。
貸してもらったパジャマに袖をとおしてみたんだけど、大変むかつく事に袖が余る。
ちくしょー。こいついつの間にこんなにでかくなりやがった!?・・・・・・・ま、いいか。
この際いいかと妥協して、さっきの行動の理由を聞いてみたんだが、この自分勝手野郎は答える気がないみたいで。
一人黙々と寝る準備を進めている。


『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『よし、こんなもんか』


こちらが睨み付けても全く気にもかけない。
入り口付近に立っていた俺を手招きし、ベッドで寝るように言う。
仕方がないので腰をかければ、シルバーはどうやら床に布団をしいて寝るっぽい。


『なんだよ、一緒に寝ないのか?』

『男二人で一つのベッドは小さいだろ。それに・・・・・、まあ、色々事情があるんだ』


なんだよ事情って。
どーせ俺の寝相が悪いとか思ってるんだろ!
そんな事はねぇ!・・・・・と、思うぜ。
一週間に一度はベッドから落ちているが、大丈夫だっつーの!・・・・たぶん。
とにかくだな、気を使われるとか嫌なんだよ!
お前のほうが家の主なんだから、しゃっきりしろっつうの!


『いいからこっちこいっての!』


無理やりベッドまで引き上げ、満足げに笑って見せる。
ザマーミロ。さっきの仕返しだぜ!
なんだか複雑そうな顔している気がしねぇでもないけど、まあいいや。
細けーことは気にしない!
難しいことは考えねぇ!
俺のポリシーだぜ!


『おらっ!さっさと寝るぞ!』


いまだ一緒に寝る事を渋っているシルバーを押さえ込み、電気を消す。
掛け布団を互いの体にかかるようにかけて、枕に頭をのせる。
そういえばシルバーの分の枕用意すんの忘れた。
まっ、いっか。
くっついてねりゃー問題ねーだろ。


『・・・・・・あったけーな』


ぎゅっと抱きついて、その体温の暖かさにほっと息を漏らす。
シルバーは何も答えなかったけど、長い付き合いだ。
言いたい事は分かる。
恐る恐る背中に回される手に満足し、俺は少しずつ眠りへと落ちていった。
きっとシルバーの事だ。
明日は起こしてくれるに決まってる。
だから安心して、寝れる・・・・・・・・・・・・・・。


















『あーー!!!!!!!』

『うるさい・・・・・』

『うるさいじゃねーよ!!何で起こしてくれなかったんだよ!』


次の日の朝、俺は目覚まし時計を見て大声をあげた。
なんと針は9時をさしているではないか。
今日は7時に学校に来るようにマツバ先生に言われていたのに、これでは完全に遅刻だ。
つーか普通の登校時間にも間に合ってねぇよ!
本当になんで起こしてくれなかったんだ!?


『起こせとは言われてないが』

『それでも登校時刻には起こせよ!起きてたんだろ!?』


ああ。
そうはっきりと答えるもんだから、余計むかつく。
くそシルバーと舌打ちをし、急いで昨日着ていた服に着替える。
するとなんとも呑気に何処行くんだとシルバーが聞いてくるもんだから、若干イライラしながらこう答えた。


『家に戻るっつーの!!制服取りに行く!』

『そうか、なら俺も行く』


勝手にしろ!
そう叫んで、急いでシルバーの家から出る。
どうやらブルーさんはもう出かけたらしい。
キッチンのほうからトーストの良いにおいがした。
くそっ、朝ごはんぐらい食べたいもんだぜ。


『ただいま!』


隣にある俺の家に着くなり急いで階段を駆け上がる。
部屋の扉を蹴り開けて、ベッドの上に置いてある制服をつかんだ。
着ていた服を脱いで着替えようとしたとき、ふと気づく。
なーんでシルバーがここに居るんだよ!
しかも見てんじゃねーよ!


『見んなよ!』

『女じゃあるまいし・・・・・・。少し自意識過剰なんじゃないか?』


プッチーン。
俺の中で何かが切れた気がした。
無言でシルバーに近づいて、がしっと肩をつかむ。
そしてそのまま窓に向かって放り投げた。


『死ねぇぇぇぇぇ!!!!!』


ガッシャーン!!!


窓が割れる音としばらくして何かが落ちる音。
少しスッキリした俺は、急いで制服へと着替える。
そのまま階段を駆け下りて、家から飛び出した。
もうどうあがいたって遅刻は確実なのだが、それでも急いでしまうから人間は不思議だ。


『はぁっ、はぁっ、・・・・・・・・』


しばらくして疲れてきたので足を止める。
あー、やっぱり朝ご飯を食べずに来たのはまずかったかな。
いまいち力が入らねー。
これも全部シルバーのせいだ!
あいつが起こしてさえくれりゃぁ・・・・・。


『おいゴールド』

『・・・・んだよ、生きてたのかよ』


近くで自転車止める音がしたと思ったら、さっき突き落としたはずのシルバーが。
復活はえーよ。
つーか無傷ってどういうことだよ。
マジで死んでくれれば良かったのに。


『そういうな。乗れ、あとついでに食べろ』


コンビニで買っただろうパンを投げられ、左手でキャッチする。
誰がこいつの後ろなんかにとも思ったが、腹も減っていたし、それに走るのめんどくさいし。
仕方なく乗ってやる事にした。


『おらっ!さっさとこげよ!』

『揺らすな!馬鹿!』


止まることなく爽快に走っていく自転車。
ゆらゆらと足を揺らしながらパンを食べる。
中に入ったジャムが丁度良い甘さで、疲れと眠気が吹っ飛ぶようだった。
んー!
まあ遅刻してテストは受けられなかったけど、まーいーか!
どうせやる気なんて最初からゼロだしよ!
何より楽だし。
あー・・・・・、なんか眠たくなってきた。


『んー・・・・・・・』

『ごっ、ゴールド!?』

『わりぃ、お休みぃ〜・・・・・』


そのままシルバーの背中へ体重を預け、眠りの世界へごあんなーい。
直接感じるシルバーの体温が、やけに心地よかった。
だんだんと意識がなくなっていき、眠りの世界へと落ちる。
気持ちよく眠っていた俺が次に目を覚ましたのは、誰かのものすごい大声のためだった。


『起きんかぁぁぁぁぁ!!!!!!』

『・・・・・うっ、耳いた〜・・・・・』


目が覚めた俺の目の前には、生活指導のワタル先生が。
わーお。
なんだかご立腹な様子。
俺何かしました〜?
・・・・・心当たりがありすぎて逆に分かんねーや。
とりあえず、良い予感はしない。


『お前ら堂々と遅刻してきやがって・・・・・、グランド二十週だ!!』


あー・・・・、やっぱりそうなりますよね。







「あー!あちぃー!!」


やっとグランド二十週の半分を終わらせ、休憩のため木陰へと入る。
こんな暑い日にグランド二十週とか鬼じゃね?ワタルせんせー。
せめて十週に・・・・・・って、そういう問題じゃねーか。
やっぱりシルバーが起こしてくれなかったからこんな目に・・・・・・。
逆恨みだって?
知るかよそんなこと!


「むかつくむかつくイライラする!」

「まあ落ち着けって」

「そんでてめーはどうして息切れてねーんだよ!!」

「・・・・・・体力の差だ」

「黙れっ!!」


涼しい顔をしているシルバーに余計むかつく。
イライラしながらペットボトルのふたを回し、水を口に含む。
するとふとシルバーがこちらをじっと見つめている事に気づき、飲みたいのかとペットボトルを投げ渡した。
そしたら奴はえっという顔になり、何か戸惑っている様子。
いったいなんだっていうんだと怒鳴りかけて、ふと思い当たる事。
まさか・・・・・・。


「何?お前まさか間接キスとか気にしちゃうタイプ?」

「・・・・そっ、そんなわけないだろ!」

「じゃあさっさと飲めよ」

「・・・・・・分かっている」


やっとペットボトルに口をつけ水を飲むシルバー。
飲み終わった後ペットボトルを受け取って汗をタオルで拭く。
つーかシルバーちゃんにも水分けてあげるとか超優しくね!?俺。
朝の恨みがあるというのに・・・・・、ちょっ、神だろこれ。
シルバーちゃんはこんな友達もって幸せだな!うん。


「・・・・・・んだよその目」

「いや・・・・・・・・・・・・・・」


若干変な目で見られていたような気もしないが、気にしないでおいてやる。
あんまり休むとワタル先生に怒られるから、そろそろ走るとしますか!
軽くストレッチをし、走る準備を。
行くぜシルバーと声をかけて、また走り出した。


「そういやー結局放課後テスト受けるはめになったよなー」

「・・・・・安心しろ。おそらくは俺も補習でおそくなる」

「そりゃいーや!シルバーちゃんだけ帰るとか不公平だかんな!」

「・・・・そういう意味では無いんだが」

「あ?」

「・・・・・いや」


変なシルバーちゃん。
そういや、こいつ間接キスとか気にする奴だっけ?
違ったような気がするんだけど・・・・・・。
ま、いっか。



続く



後書き
ふ〜、やっと書き上げました。
二週間後って言っていたのにもう一ヶ月も経っちゃって・・・・。
すみませんでした!
えーと、今回の作品はですね、ノートに書いていたためめちゃくちゃ長くなってしまって・・・・・。
しかもあまり進展していないという。
まあとりあえず、幼なじみっぽい要素が含まれてるって事を分かってくれたらなと。
次の作品はちょっとだけ進展します。
いつ書かれるかは、まあ、お楽しみという事で。
では、ありがとうございました!