ああ、イライラする。


『どうか私を救って』


呟いてみてもそのイライラが消えることなんてねぇ。
原因?
んなもん考えなくても分かってる。
つーか俺をイライラさせる原因といったら、ほとんどソレだし。
ああ、むかつく。


「・・・・・・ひどい顔だな」

「目つきで人を殺せねーかと研究中なんだよ」

「効果はあったのか?」

「んにゃ、お前が生きてるから大失敗。魔でも差して飛び降りてくれれば儲けもんだったのによ」


中身のこもってないこの言葉は、どこまでがホントウだか。
自分でもわからねぇ。
ただ、死んでくれれば幾分楽。
死んでくれれば、幾分つらい。
矛盾する感情なんて、知ったことかで済ましゃーいいのに。
済ませてないのが現状。
なんて馬鹿馬鹿しい!


「考えること事態だるい。つーか胸糞わりぃ」

「ならば考えなければいい」

「それができりゃー苦労しねーよ」


してるかどうかは別として。
そもそも、どうしてイライラしてたんだっけ?
・・・・・・あー、こいつが、女子に告白されてるところを見て。
屋上なんて来なきゃー良かったと思って。
そもそも、サボり自体が間違いだったと思って。
で、なんやかんや考えているうちに、泣きそうな顔した女子が横を通り過ぎていって。
振ったのかと他人事のように思って。
泣きそうな顔が目に焼きついて、よけいイライラして。
ナニニ?
かわいーギャルを振ったコトニ?
それだったらどんなに良かったか。
いや、理由なんてそれ以外あるはずねーんだけど。
そう、あるはずがねぇ!!


「あー・・・・・・」


うなり声をだして横に倒れこむ。
ぐるぐると廻る思考はよけいイライラをつのらせる。
告白、女子、嫌い、好き、男女、男、大嫌い、・・・・・愛?
ぼやけた思考の中ではっきりとするのは、自分の感情のみ。
ナニニ、とか、ドウシテ、とか、全部全部分かんねぇ。
ただ、


「イライラする」


それだけ。
呟いた言葉は思ったより大きく、シルバーが笑ったのが分かった。


「助けてやろうか」

「・・・・・は?」


言われた言葉は理解できねぇもので、ただでさえやられた思考がよけい渦巻く。
助けるって、ナニから?
そもそも、ダレヲ?


「お前がいうイライラから抜け出すのは簡単だ」

「・・・・・・・・・・・」

「お前だって分かっているのだろう?」


とっくに。
呟かれた言葉は思考に波紋を投げかける。
ワカッテル・・・・・、トックニ・・・・。


「・・・・・ちげーねー」


でも、


「分かってても受け入れられねーことはあんだよ」

「・・・・・・違いないな」


悩んでも悩んでも答えは出ない。
レッド先輩達が言うように、『仲良く』ってのができれば悩みは解決すんだろう。
でも、それができればさいしょっから悩んでなんていねぇ。
答えが出ない繰り返し。
まあとりあえず、


「イライラすっから一発殴らせろ」

「断る」


現状維持と行きましょうか。





END



後書き
書き直し第三弾!
かなり適当になりました。
・・・・・はい、すみません・・・。
わけわかんない作品ですが、書き直し前もわけわかんなかったし・・・・。
ま、いっか。
えーと、一応イメージとしては、ひねくれた両想い?みたいな?
それより、私はこれがジャンルとしてどこにあてはまるのかが気になります。
・・・・・・・、シリアス、ではないしな・・・・。
グロでもないし・・・・・。
あ、暗?
そっか、闇、みたいな?
・・・・う〜ん。
とりあえず、次回までに考えておきます。
それでは、また書き直し第四弾で会いましょう!
では!


2012年3月22日 管理人・渚