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俺ね、甘いモノ好き。 でもね、それ以上に甘い君が好き。 『甘いモノ好き』 「レッド先輩、よくそんな甘いもの食べれるッスね〜」 「・・・・・・・そう?おいしいよ?ゴーも食べる?」 「遠慮しときマス」 食堂でゴールドと昼食をとっているとき、ふとそういわれた。 うどんを食べながら苦笑いするゴールドを見て、首をかしげる。 俺が今食べているのはなんの変哲もないホットケーキ。 これを見て逆にどうして苦笑いをするのかが不思議なぐらい。 チョコレートソースとメイプルシロップと蜂蜜と生クリームとイチゴジャムがかかったホットケーキにフォークを指し、口に運んだ。 ほどよい甘さが口に広がる。 うん、やっぱりおいしい。 今度はシュガーパウダーもかけよっかな。 「・・・・・・・・・はぁー、みてて胸焼けがするッス」 「ゴールドだって甘いもの好きじゃない」 「そりゃある程度は好きッスけどね、レッド先輩ほどじゃねーッスよ」 そう? また首をかしげて、ホットケーキを口に運んだ。 ああ、本当においしい。 どうしてこう甘いものって癒されるんだろう。 毎日食べたいってわけじゃないけど、時々食べたくなるんだよね。 むしょーに。 うん、やっぱりアレかな。 恋人との時間が取れないと、何かで埋めたくなるっていう・・・・・。 埋めれてるかどうかは別問題としてね。 「あー、足りないなぁ・・・」 自然と出たその言葉に、ゴールドは食べていたうどんを噴出した。 その際変な方向にうどんが入ったらしく、咳き込みながら水を口にし、息を落ち着かせる。 大丈夫かと声をかければ、俺のせいだとにらまれてしまう。 えー、俺何もしてないのにー。 「ごほっ、ごほっ、だって、レッド先輩が・・!つーかまだこれ以上何かかけるつもりッスか!?」 ホットケーキを指差されて、やっと納得する。 別に甘さのことじゃなかったんだけどねぇ・・・。 うーんでも、ある意味甘さのことなのかな? ほんと足りないよなー、甘さ。 あー、会いたい会いたい会いたい。 今、何してんだろう、なんて、考えてみたり。 「できれドロッドロに溶けるくらい欲しいんだけどね!」 「もうそれホットケーキじゃないッスよ!」 「あ、そうだ。せっかくだからゴーも食べる?おいしいよ?」 「さっきいらねぇって断りましたよね!?」 あーんと、冗談半分にフォークを突き出せば、面白いくらい顔面蒼白になるゴールド。 これはこれで楽しいなぁ。 無理やり食べさせたときはどんな顔をするんだろうか。 あ、なんかやってみたくなってきた。 「はい、あーん」 「ぎゃぁぁぁぁ!!!!!!」 無理やりゴールドの口に放り込もうとしたら、誰かに止められる。 後ろから手が伸びてきて、フォークを取られてしまった。 「後輩をからかうのはいい加減しろ、レッド」 「・・・・・・・・あ」 誰だろうと後ろを振り向けば、そこには今一番会いたかった人が。 あれ〜? 生徒会の仕事、じゃなかったっけ? 「グリーン先輩!ちょっ、この人どうにかして下さいよ!」 ゴールドがそういって助けを求めるもんだから、ちょっとカチーンときた。 あ、ひどい。 せっかく俺が善意でなー。 「レッド」 「・・・・・・・・・・分かってますよー」 またいじめてやろうとしたら、グリーンに止められた。 はいはい、後輩は可愛がれ、だろ? 分かってますよー、そんなこと言われなくても。 不機嫌そうに頬を膨らませれば、ため息。 あ、ちょっとちくっとしたかも。 「甘いものが欲しいなら、俺がやる」 「・・・・・・・え」 と思ったら、とんでもない不意打ち。 え、それって、さ、つまり、そういうこと、だよな? 「・・・・・・マジで?後悔しない?俺、ちょっとじゃ満足しないよ?」 「ああ、分かってる」 いつもと変わらない無表情でそういうもんだから、ほんとに分かってんのかと言いたくなる。 でも、グリーンが俺にウソついたことないし、うそだとしても、本当にするから、何も言わない。 「ゴー、そのホットケーキ、あげる」 「・・・・・は!?ちょっ、レッド先輩!?」 椅子から立ち上がり、手を惹かれるがままにグリーンについていく。 状況が飲み込めてないらしい後輩は、いまだ食堂で叫んでいた。 ゴーには悪いけど、今日の昼食会は中止ね。 誘ったのは俺なんだけどさ、そのホットケーキ以上に、甘いものくれるっていうから。 グリーンの部屋で。 「グリーン」 「・・・・なんだ?」 「大好き」 俺、甘いもの大好き。 でもやっぱり一番すきなのは、 グリーンとのあまーい時間! END 後書き どうもこんにちは。 ご無沙汰しております。 昔書いた作品を、書き直ししました。 オリキャラをだすとややこしくなりますので、サイトからオリキャラを削除したいと思います。(時間はかかりますが) オリキャラは、オリキャラという部屋でも作ってそこで書こうかと。 とういうわけで書き直し第一弾。 レッド先輩とゴールドになりました。 書き直し前は銀金でしたかが、なぜかグリレに。 だって、甘いものといったら、ねぇ? 次の作品もすぐにかかろうと思いますので。 新作も、アップできたら良いな・・・・。 では、失礼します。 2012年3月21日 管理人・渚 |